新築時における地盤改良【工事費用】について

住宅を新築する際、よほどお金に余裕のある方以外は、必ず“理想”と“予算”の問題に直面するのではないでしょうか?

 

予算が見えにくい費用の1つに「地盤改良工事」が挙げられます。   一概に、「地盤改良工事」といっても、地面にセメントの柱を作る「柱状改良」、既に工場で完成している鉄の管を埋め込む「鋼管杭」、地面に近い部分だけを敷地内でセメントと土を混ぜて固める「表層改良工事」、など様々な施工方法があります。(その他にも、読んで字の如く「木杭」、「砕石杭」や土を軽い素材で置き換える「軽量置換」など多種多様です。)

 

施工方法だけでも多数存在するのに、施工方法の中でも様々な手法や工夫を加えた「工法」が沢山存在します。

 

例えば、同じ柱状改良工法でも、オリジナルの攪拌装置を使うことで、A社は○○○工法、B社は□□□工法など呼び名や施工手順が異なります。

 

それらを全て網羅して金額比較することは不可能です。この無数にある工法の中で、各住宅会社様が自社の考え方や、住宅の形状・重さ・仕様によってある程度、取捨選択して幾つかに絞った上で、お施主様に提案するのですが、あまりに“予算重視”に傾倒すると、住宅会社様もとにかく安い工法を選んでしまいます。

 

中には改良工事が必要な地盤でも、「改良無し」にしてしまうこともあります。   これから何十年と住まうであろう住宅です。

 

購入する側としても、予算の問題はありますが、どうしてその工法になったのか、どういう考えに基づいてその工事を採用しようとしているのか、完成後の“理想”が崩れない安全な傾かない家に住むためにも、しっかりと確認することが重要です。